流行/記号/様装

 

Lecture:

流行/記/様装

~現代における社会現象としてのファッション

 

講師: 小石祐介
全4回 (11/29,12/6,13,20)/20:30-22:30
参加費: 一般 ¥15,000/学生 ¥12,000

(全4回、ドリンク代別途、税込)

定員: 20名

 

 Reserve 

※定員に達したため、受付を終了致しました。

 

クリエイティヴディレクターである小石祐介氏は、アートとファッションをつなぐプロジェクトを多数手がけ、評論や執筆活動を行なっています。今回の全4回にわたる連続レクチャーでは、氏の経験や洞察をもとに、現代の世界のファッションの動向を分析するとともに、ファッションという言葉の本質に迫りながら、アジアから独自の表現を発信していくことの可能性を考えていきます。

 

【講義日程】

第1回:2018年11月29日(木)

第2回:12月6日(木)

第3回:12月13日(木)

第4回:12月20日(木)

※第3回では桑田光平 氏(東京大学大学院 総合文化研究科 准教授、表象文化論・フランス文学研究者)を対談ゲストにお迎えします。

全日程講義時間 20:30-22:30

 

 Reserve  ※定員に達したため、受付を終了致しました。

 

<注意事項>
本レクチャーは全4回のシリーズ・レクチャーとなります。受講にあたっては、全ての回に参加が可能な方のみのご案内とさせて頂き、一部の回に不参加となった場合の返金は致しかねますので、予めご了承下さい。

 


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ファッションは「流行」という言葉に翻訳されています。しかし、ファッションはそれだけを意味する言葉でしょうか?

ファッションとは、歴史を通して、人間の装いや振る舞い、「その人」の所属するコミュニティやヒエラルキーを象徴する「記号」です。現代ファッションにおいては、作り手(デザイナー、アーキテクトなどを含む)が、この性質を利用し、時代に応じた社会のムーヴメントにあわせ、新しい言語としてのスタイルを創り、発展させていきました。ファッションが社会のルールや常識に組み込まれていけばいくほど、作り手はそのルールをハックすることで強いクリエーションを生み出しています。

同時にファッションは、「未開の地」や「ストリート」の「スタイル」や「言語」がパリを中心とするヨーロッパで咀嚼され、発展してきた側面もあります。作り手によって狩猟され、提案された新しいスタイルやモノはマーケットで次々に咀嚼され、ラグジュアリーファッションの中へと吸収され、大衆化されてきました。

現代における「ストリート」のイメージとは何でしょうか? 世界を眺めてみた上で、アジアからは何を発信していけばよいのでしょうか?このような問いについても考えながら、一般概念にとらわれることなく、幅広い社会現象としてのファッションを見ていきたいと思います。

また、インターネット誕生以後、個々人が発信した情報が可視化され、スタイルがファッションの枠組みの外へ侵み出してきています。たとえば、ソーシャルメディアにおいて誰をフォローしているか、どのような言説を行っているかということも、その人を表すファッションアイテムとなりました。このような側面についても併せて考えると、ファッションとは、「人とその装いや振る舞いの様相そのもの」であり、「様装」という言葉が適しているかもしれません。

会では、HOW TOを話すというより、ファッションの歴史を振り返りながら、現代社会において、ファッションとその界隈でどのような現象が起きているのかを連続してレクチャーし、今後どのようなクリエーションに可能性があるかについて、批評的視点で考える機会としていく予定です。

 

 

参考文書
·『ファッション、離散化される人間の様装』(EKRITS)  /
http://ekrits.jp/2016/10/2148/
·『知識としてのファッション- ALIE WEAVERという人物について』(ミシマ社)/ https://www.mishimaga.com/books/imawoaruku/000471.html
·『EVERY ONE IS IN NEED OF A DARK SPACE AGAIN / まだ暗い裏通りを探して』(FREE MAGAZINE)/ http://freemagazine.jp/everyone-is-in-need-of-a-dark-space-again/

 

 

小石祐介

クリエイティヴディレクター。株式会社クラインシュタイン代表。
東京大学工学部卒業後、コムデギャルソンを経て、現在は国内外のブランドのプロデュースやリブランディング、デザイン、コンサルティングなどを行っている。また、現代アートとファッションをつなぐプロジェクトやキュレーション、アーティストとしての創作、評論・執筆活動を行っている。
コム デ ギャルソン在籍時のプロジェクトとしては、荒川修作+MADELINE GINSが主宰するREVERSIBLE DESTINY FOUNDATIONによる『BIOTOPOLOGICAL SCALE-JUGGLING ESCALATOR』(DOVER STREET MARKET NEW YORK内, 2013年)など。2017年8月には、70年代のイギリスのパンクカルチャーの先駆けであるJOHN DOVE AND MOLLY WHITEによる日本初の個展『SENSIBILITY AND WONDER』(DIESEL ART GALLERY)のキュレーションを行った。2018年6月には、クラインシュタインがキュレーションを行った展覧会『BEING AND TIME』にて、写真家のJÖRGEN AXELVALL、濱田大輔とともに作品を発表した。kleinstein.com​

 

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