ソール・ライターの部屋

 

 

Talk & Film:

「SAUL LEITER by François Halard」刊行記念イベント

ソール・ライターの部屋

presented by twelvebooks

supported by TV MAN UNION

 

2017.10.28 sat

at VACANT/2F

 

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フランス人フォトグラファー、フランソワ・アラール(François Halard)がスウェーデンとフランスを拠点とする出版社「Libraryman」より新作写真集「Saul Leiter」を刊行。フランソワ・アラールはサイ・トォンブリーやルイジ・ギッリ、ルイーズ・ブルジョワ、リチャード・アヴェドンら著名なアーティストのアトリエ撮影を手掛けており、世界で最も評価の高い建築写真家の一人として知られています。本書は、今年の春にBunkamuraザ・ミュージアムで開催された「ニューヨークが生んだ伝説 写真家ソール・ライター展」も記憶に新しい、画家・写真家のソール・ライターのアトリエを撮影。ライターがこの世を去った2年後の2015年にイーストヴィレッジにあるライターのアパートメントを訪れ、撮影した写真からは、その場に漂うライターの“気配”が感じられます。

 

本書の刊行を記念して、ドキュメンタリー映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』を特別上映いたします。昼の部は上映のみ、夜の部は上映+トークイベントの2回制のイベントとなり、トークイベントには映画の日本語字幕を担当された米文学者で翻訳家の柴田元幸さんにご登壇頂きます。(映画本編75分、トーク約60分予定)

 

 

◆昼の部(映画上映)

2017.10.28 sat

OPEN 13:00  / START 13:30

<通常チケット>1,500円(1ドリンク付) 

<写真集付割引チケット>8,300円(写真集+1ドリンク付)

※こちらは映画上映のみの回となります。

 

 

◆夜の部(映画上映+トークショー)

2017.10.28 sat

OPEN 17:30 / START 18:00  

ゲスト:柴田元幸(米文学者、 翻訳家)

<通常チケット>2,500円(1ドリンク付) 

<写真集付割引チケット>9,300円(写真集+1ドリンク付)

※御予約分の写真集は作家のサイン付きとなります。

 

 

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映画『写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと』

 

ニューヨーク、ロウアー・イースト・サイド、ドイツ・シュタイデル社が再発見した伝説の写真家の半生を追う。

いま、彼の写真が私たちの心を強く打つその理由は・・・

 

ソール・ライターという写真家を知っていますか?1940年代から絵画の様に豊かな表現でニューヨークを撮影したカラー写真の先駆者であり、「ハーパーズ バザー」や「ヴォーグ」など有名ファッション誌の表紙も飾った写真家です。しかし、写真に芸術性よりも商業性が強く求められ始めた80年代、彼は表舞台から姿を消してしまいました。

ところが2006年、写真集で定評のあるドイツのシュタイデル社から、それまで封印されていた個人的な写真などをまとめた作品集が出版されると、80歳を超えた”巨匠の再発見”は世界中で熱狂的に迎えられ、いまも多くの国で回顧展や出版が続いています。いま、彼の写真が私たちの心に強く響くのはなぜなのか?

「人生で大切なことは、何を手に入れるかじゃない。何を捨てるかということだ」と語り、あえて名声から距離を置いて生きたソール・ライター。その人生がわれわれに語りかけるものとは?

(2012年/イギリス・アメリカ/75分  監督・撮影:トーマス・リーチ  日本語字幕:柴田元幸  配給:テレビマンユニオン)

 

 

 

 

 

 

Saul Leiter by François Halard

何もかも失われた後には何が残るのだろうか?

フランス人フォトグラファー、フランソワ・アラール(François Halard)の作品集。アメリカ人画家、写真家のソール・ライター(Saul Leiter)が享年89歳で死去してから2年後の2015年、作者はイーストヴィレッジにあるライターのアパートメントを訪れ、朽ちた壁や空っぽのクローゼット、わずかに遺された私物などを撮影した。ライターの作品は、55年以上暮らしたイーストヴィレッジと深い関係性があり、抽象的でありながら常にソウルフルなモノクロとカラー写真による作品は、まさに当時のストリートシーンの記録である。2006年に最初の写真集がSteidl社より出版されると「カラー写真のパイオニア」と称されるようになったが、彼自身はこう呼ばれることを好まなかったであろう。ライターは、トーマス・リーチ監督による2012年のドキュメンタリー映画 「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと (原題:In No Great Hurry 13 Lessons in Life with Saul Leiter)」で「何が写るかはわからないし 時間もかかる」と説明している。ライターの魂を捉えたアラールによる作品集「Saul Leiter」は、ページをめくるうちにライター本人がどこかから出てくるのではないかと思うほどの臨場感を伴っている。アラールは、ライターが残した作品をインテリアの一部として撮っているが、そこに写りこんだ身体や人々を除いては、美しいほどに何もない空間が続く。徹底的に人間や身体が排除されていることを特徴とするアラールの作品において、こうしたものが写し出されていることこそが最も意外な要素かもしれない。この作品集は、アラールからライターへのオマージュである。

 

 

書籍詳細:https://twelve-books.com/products/saul-leiter-by-francois-halard

 

 

 

展覧会情報
Saul Leiter by François Halard
2017年10月12日(木)ー29日(日)
会場:POST
東京都渋谷区恵比寿南2-10-3
12:00-20:00 定休日:月曜(祝日の場合は通常営業)

展覧会HP :  http://post-books.info/news/2017/9/30/exhibition-saul-leiter-byfranois-halard

 

 

 

 

<PROFILE>

 

フランソワ・アラール François Halard(写真家)

1961年フランス生まれ。ロバート・ラウシェンバーグ、サイ・トゥオンブリ、ルイーズ・ブルジョワから、近年ではルイジ・ギッリやリチャード・アヴェドン、ジョン・リチャードソンといったアーティストの自宅や有名建築など、自らをインスパイアさせる場所を撮影している。アメリカ版ヴォーグやヴァニティ・フェア、ニューヨーク・タイムズ、AD(Architectural Digest) やアパルタメント・マガジンなどで活躍し、世界で最も卓越した建築写真家の一人と評価されている。建物の歴史、インテリアや展示空間の小さなディテール、光と影によって作られる雰囲気、ポートレイトを撮っている最中のアーティストのふとした眼差しなどを捉えた作品は、多くの写真集や世界中のギャラリーや美術館の展覧会などで展開されている。http://francoishalard.com

 

柴田元幸 
1954年東京生まれ。アメリカ文学研究者、翻訳家。著書に「生半可な学者」(講談社エッセイ賞 受賞)、「アメリカン・ナルシス」(サントリー学芸賞受賞)、「バレンタイン」など。ポール・ オースター、レベッカ・ブラウン、スティーブン・ミルハウザー、フィリップ・ロスなど、現代ア メリカ文学を数多く翻訳し、日本の文学シーンに多大な影響を与える。訳書トマス・ピンチョン 「メイスン&ディクスン」で日本翻訳文化賞を受賞。東京大学文学部 特任教授。文芸誌 「MONKEY」編集人。

 

 

 


 

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