「結び」のデザイン


(菊綴じ結び/『mahora』第2号)

Talk & Lecture:

「結び」のデザイン 『mahora』第2号 刊行記念イベント Vol.2 関根みゆき(結び研究家)×岡澤浩太郎(司会/『mahora』編集・発行人) 2019.10.31 thu OPEN 19:00 / START 19:30 TICKET: ¥2,800(お土産代込) at VACANT/1F

太古から続く歴史や文化、秘跡や里山に残された光景、日々の暮らしやアート――さまざまな情景を “美”という情緒でつなぐ本、『mahora』の第2号の刊行を記念して行われるこのイベントでは、 本に寄稿していただいた結び研究家の関根みゆきさんをお迎えして、「結び」にまつわるお話をうかがいます。

(関根みゆきさんの作品より/ 写真=大友洋祐 ※クリックすると大きくなります。)

関根みゆきさんからのメッセージ:

イベント当日の10月31日はハロウィン。その起源はケルトの「万霊節(Samhain/サウィン)」とされ、 11月1日はケルトのお正月にあたります。10月31日の日没から始まる「サウィン(ハロウィン)」に 「あの世とこの世」の扉が開かれ、死者たちが冬を乗り切るためのパワーを生きる者たちに与える 恵みの夜が訪れます。季節の「節目」に起こる超自然的な現象は神話にも語られてきました。 節分や節供など季節の変り目である「節(せつ)」はまた竹や葦などの「節(ふし)」でもあります。 結ばれて節(ふし)ができることを「結節(けっせつ/knotting)」と言い、 結び目を意味するノット(knot)はロープに等間隔の結節を作って船の速さを測ったことから 速度の単位にもなりました。 小さな結び目が測ること、つなぐこと、とめることを可能にし、 縫うこと、飾ること、かぞえることなどさまざまに大きな力を生み出します。 そして結びは標(しるし)として占有や権利など無形的なものまで表すようになり 精神文化としてさらに深く根付いていきます。 mahora第2号(写真一番上)に施した「菊綴じ結び」は結節であり、また文様でもあります。 世界中で使われているこの結びを古代の日本人はどのように使ってきたのか、 そして今の生活の中でどのように使えるのか、菊綴じ結びを体験して頂きながらお話をいたします。 ハロウィンの夜に、日本と遠く離れたアイルランドの文化にも思いを馳せながら 小さな結び目を楽しんで頂ける会にしたいと思います。

(参考画像※クリックすると大きくなります。)

■書籍情報 『mahora』第2号 発行=八燿堂 編集/発行人=岡澤浩太郎 デザイン=須山悠里 定価=3,800円(税別) www.mahora-book.com/book/mahora-2 ・目次(寄稿者敬称略) 振動に漂う生命 青葉市子=文 食べる、記憶 後藤しおり=文・写真 [創作] とうめいな未来 こじょうゆうや=文/ちこうゆみこ=挿画 鷹とともに、この空の下で 大塚紀子=文 手放すことの可能性 スティーブン・ギル=インタビュー・写真/岡澤浩太郎=取材・文 紙漉思考室と手漉き紙 前田崇治=インタビュー/岡澤浩太郎=取材・文/野口優子=写真 人と鯨の物語『ありふれたくじら』の4年から 是恒さくら=文・作品 [連載] 職と芸術についてのノート 第二回 循環と分配の知恵 石倉敏明=文 [連載] 続・暮らしの風景 第二回 対話「喜びの風景 畑と山羊と服について」

林央子=文/居相大輝=談・写真 [今号の結び] 菊綴じ結び 関根みゆき=文

<ご予約>

Peatix (事前決済)   予約ページ (当日支払い)

※ご予約頂いたチケットのキャンセルは承っておりませんので、予めご了承ください。

<プロフィール>

関根みゆき(せきね・みゆき) 1996年より結びを始める。2004年、京都結望会主宰・西村望代子に師事、10年、折形デザイン研究所にて結びの講座を始める。現在、日本の結び文化の研究・提案・制作・講座などを行う。主な作品に川越氷川神社「まもり結び」(12カ月、デザイン・監修/13年など。 www.yuunet.jp

岡澤浩太郎(おかざわ・こうたろう) 『mahora』編集・発行人、出版レーベル・八燿堂主宰。『スタジオ・ボイス』編集部などを経て2009年よりフリーランス。興味=藝術の起源、森との生活。個人の仕事=『murmur magazine for men』、芸術祭のガイドブックなどの編集、『花椿』などへの寄稿。趣味=ボルダリング(V5/1級)。www.mahora-book.com

<会場>

VACANT/1F

(東京都渋谷区神宮前3-20-13)

お問い合わせ

#SPACE #book #talk #KoutaroOkazawa #mahora #MiyukiSekine

Related posts