A Nativity - Evil Is Born

 

一般社団法人日本パフォーマンス/アート研究所+VACANT最終公演
A Nativity — Evil Is Born

 

出演:山川冬樹、contact Gonzo、伊東篤宏、川口隆夫


2019.12.25 wed

at VACANT/2F

OPEN 19:00 / START 19:30

TICKET: ADV ¥2,800 / DOOR ¥3000

RESERVE:  Peatix  

東京オリンピックが開催される2020年を前に 、六本木のSuper Deluxeが無くなりVACANTも終了する。2つの民間のオルタナティブスペースはコンテンポラリーな表現をするものにとって、最高に風通しのいい場所だった。だから突然の閉鎖の知らせを聞いた時、最後にその空間に感謝と尊敬の気持ちを表したいと思い、何かをやることにした。

 

VACANTに初めて関わったのはオープニングイベントの件で、VACANTの3Fに事務所を構えていたデザイナーの松本弦人氏経由でオーナーの永井祐介氏を紹介され、ダンスのイベントができないかと相談されたことが最初だったと記憶している。そして「吾妻橋ダンスクロッシング」を主宰していた桜井圭介氏を紹介し、ダンスのイベントが開催された。確かプレオープンではChim↑Pomの展覧会があり、快快の演劇や、毛利悠子のパフォーマンスも見たと思う。SKATE THING率いるC.E/CAV EMPTの展示会や、敬愛するファッション評論家、平川武治氏のトークショーにも通った覚えがある。もちろんダンスや演劇だけではなく、コンサート、映画上映会、ワークショップなどあらゆるジャンルのイベントが開催されていた。いつだったか打ち合わせに来た時に、白いスーツを着た金髪のおじさんがカメラを片手に裏原宿をぶらぶらしているのを見かけ、後でその人がデヴィッド・バーンだったことに気がついたりもした。(彼の写真展がVACANTで開催)

 

弊社企画としては山川冬樹「黒髪短歌」や、梅田哲也「人工vs自然」などのパフォーマンス公演やダンス批評家、木村覚氏主宰のダンスを作るためのプラットホーム「BONUS」のイベントなどを開催した。お洒落でありながら無限に開かれた、味のある空間は、まさしくメイドイントウキョウのオルタナティブスペースだった。当たり前の事だけど、いい空間とは、スペースの中にいる人が表現の内容に理解を示し、一緒に格闘してくれる場所のことだと改めて思う。プリコグという事務所を作った時にはSuper Deluxeがあり、日本パフォーマンス/アート研究所を作った時にはVACANTがあった。だからこの2つの場所が無くなるのなら、これも時代の定めだと捉え、自分の活動もここで一旦区切りをつけようと思った。

 

2019年12月25日の聖なる夜。どうぞVACANTと一般社団法人日本パフォーマンス/アート研究所の最後の公演を見に来てください。

 

闇プロデューサー 小沢康夫

 

 

追補:そういえば、危口統之による搬入プロジェクトを始めて見たのもVACANTだった。当日は危口にも出てもらおう。

 

東京の仕掛人たち
第5回:マイク・クベック(Super Deluxe エグゼクティブプロデューサー)+永井祐介(VACANT代表) 聞き手:小崎哲哉
http://archive.realtokyo.co.jp/docs/ja/column/initiators/bn/initiators_005/

 

 

ご予約は下記よりお願いいたします。

 Peatix (事前決済)

※ご予約いただいたチケットのキャンセルは行っていませんので、予めご了承ください。

 

 

山川冬樹

美術家/ホーメイ歌手。1973年ロンドン生まれ。己の身体内部の微細な活動や現象を音や光に拡張するパフォーマンスや、南シベリアの伝統歌唱ホーメイを得意とし、音楽、現代美術、舞台芸術の境界を超えて活動。これまでに16カ国で公演を行う。現代美術の分野では、個と公をめぐる声の記憶を扱ったインスタレーション『The Voice-over』(2008)、「パ」という音節の所有権を、一人のアートコレクターに100万円で販売することで成立するパフォーマンス『「パ」日誌メント』(2011~現在)などを発表。ハンセン病療養所での長期的な取り組みもある。11月、パフォーマンス中に肺が破裂し緊急入院するも復活。

 

contact Gonzo

2006年結成。肉体の衝突を起点とする独自の牧歌的崇高論を構築し、即興的なパフォーマンス作品や映像、写真作品の制作、マガジンの編集などを行う。contact Gonzoとは、集団の名称であると同時に彼らが実践する方法論の名称でもあり、その背後には山がある。様々な果物を時速100キロで身体に打ち込む行為や山中の斜面を滑り降りる「山サーフィン」を開発。現在YCAMにてYCAMバイオリサーチとのコラボによる巨大インスタレーションを展示中。
 

伊東篤宏
1965年生。1980 年代後半より美術作家として活動を始める。98年から展覧会などでサウンド・パフォーマンスを開始し、インスタレーション作品と同素材である蛍光灯を使用 した自作音具「オプトロン」を制作。数々の改良を加えつつ現代美術側からの音あるいは音楽へのアプローチを世界各国で続けている。

www.gotobai.net/

https://www.youtube.com/watch?v=JdXMN2odplA

 

川口隆夫
ダンサー・パフォーマー。1990年、コンテンポラリーダンスカンパニーATA DANCE を主宰。1996年より「ダムタイプ」に参加。2000年以降はソロを中心に、演劇・ダンス・映像・美術をまたぎ、舞台パフォーマンスの幅広い可能性を探求、他ジャンルのアーティストたち(伊東篤宏、山川冬樹、真鍋大度、藤本隆行、白井剛ほか)とのコラボレーションも多い。08年より「自分について語る」をテーマに『a perfect life』をシリーズ展開。その Vol. 06「沖縄から東京へ」で第5回恵比寿映像祭(東京都写真美術館、2013)に参加した。近年は舞踏に関するパフォーマンス作品で、土方巽著『病める舞い姫』のテキストをインスピレーションにしたデュオダンス作品『ザ・シック・ダンサー』(2012年初演、14年に東北ツアー、18年に東京で再演し、2019年後半にはベルリン、ワルシャワなど)、そして『大野一雄について』(初演 「ダンスがみたい!」dー倉庫、2013)を発表。後者は16年秋の公演でニューヨーク・ベッシー賞にノミネートされ、2018年秋にはパリ市立劇場(フェスティバル・ド・オートンヌ)にて上演。これまでに35都市、通算70回を巡演し、現在も世界各地をツアーしている。最新作は1960年代アメリカの公衆トイレでの男性間の性行為に関する社会学研究のアーカイブ資料を元にしたパフォーマンス『TOUCH OF THE OTHER - 他者の手』(2015 ロサンゼルス、2016 東京)。

 

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