アフォーダンスの効用 (ききめ) ショーケース&トーク

 

 

Showcase&Talk :

アフォーダンスの効用 (ききめ)

第4部 ショーケース&トーク

 2018.11.02 fri      OPEN 19:00 / START 19:30 / CLOSE 21:00

          11.03 sat     OPEN 15:30 / START 16:00 / CLOSE 17:30

TICKET: Adv   ¥3,500 (1ドリンク込み)

              Door  ¥4,000 (1ドリンク込み)

 

 

 

本企画では「アフォーダンス」をキーワードとして、環境とヒトの関係性へ多角的にアプローチするために、

座談会(10/13)、セノグラフィワークショップ(10/18-31)、そしてダンスワークショップ(10/18-11/1)を行なってまいりました。

 

その集大成として、ショーケース&トークを実施いたします。

 

舞台空間を創り上げるのは、セノグラフィワークショップ参加者と杉山至。

照明家・岡野昌代の光と、音楽家・スカンクの音が加わります。

 

ダンスワークショップ参加者と白井剛は、それぞれの身体で空間・光・音・他者と深く交感し、

建物の様々なエリアでパフォーマンスいたします。

 

白い階段、赤い鉄骨、あたたかみのあるウッドウォール、床模様の切り替わりなど、

VACANTの特徴的な建築空間で、環境と身体が混ざり合い、ダンスが生成される瞬間をお見逃しなく!

 

ショーケース後には、講師・参加者を交えたトークを実施。

「アフォーダンスの効用」各企画を振り返りつつ、環境とヒトの関係について、あらためて語り合います。

 

 

 

UPDATED 09/24 ※杉山至スペシャル・インタビュー

 

UPDATED 10/25 ※白井剛スペシャル・インタビュー

 

 

 

〈出演〉

浅田 麻衣

上野 マリヤ

笠島 智

鈴木 美奈子

高橋 由佳

永濱 佑子

幅田 彩加

堀 早央里

水越 朋

森山 景

山口 雅嗣

横山 八枝子

 

白井剛

 

〈セノグラフィ〉
板倉 勇人
稲垣 和俊
入江 平
大迫 健司
小駒 豪
柿原 寛子
西尾 樹里
早坂 彩
星 茉里

杉山 至

 

〈照明〉

岡野昌代

 

〈音響〉

スカンク

 

 

 

<Peatixでのご予約>

 Reserve    11月2日(金) 11月3日(土)

 

<Quartet-onlineでのご予約>

 Reserve   リンク先にてご希望の日程をご選択ください。

 

※チケットの購入について

事前予約の締め切りは、イベント開催日の前日24:00 までとさせて頂きます。

また、チケット購入後のキャンセルは承っておりませんので、予めご了承下さいませ。

 

 

 

 

講師コメント

 

Scenography (セノグラフィー )

日本語では舞台美術と訳されるがこの言葉の本来の意味は広く深い。

Scene(シーン)+Graphic(グラフィック)。

劇的なシーンだけでなく、日常に潜む何気ない一瞬も含めそれを

グラフィック(視覚、文字、形等)に表現するということ。

 

~朝起きて挨拶をする。ドアを開けると風が昨日とは違う。

今日はなんだか帰り道の月がとても美しい。~

 

日常を様々なシーンの連続として捉えてみる。

そこでは人と環境が交わり、毎日様々な物語が生成しては消えている。

 

セノグラフィー の視点で私たちを取り巻く世界を覗いてみる。

そこには、古くて新しくて素敵な発見がゴロゴロしているはずだ。

 

〈杉山至/舞台美術家/セノグラフィワークショップ講師)

 

 

 

アフォーダンスという考え方は(まだまだ自分も勉強中ですが)ダンスにとって、あるいはこの世界とそこに生きているものにとって、たくさんのことを気づかせてくれます。

 

ヒトは動くことによって環境を把握し、同時に己のカラダを把握する。カラダが傾けばその身を取り囲む周囲も傾く。視覚だけでなく足の裏の触覚や各所の筋力のバランス、骨や内臓にかかる重力の変化、音の聞こえ方、 空気の流れ、などなど、些細な動き一つに無限の情報が飛び交い複雑に関係しあう。

 

普段我々はそれを頭で考えるまでもなくいっぺんに感じとって処理しているけれど、そう考えると例えば「一歩踏みだす」という行為はなんと劇的な変化を環境とカラダにもたらしていることだろうと驚く。

 

世界と対面した時(例えばテーブルに置かれたグラスを見た時)、次の行動に移る以前にそこには多様な可能性が生まれている。一つの選択をするとまた次の無限が開け、そうして常に世界も動き滑り続けている。

 

その刹那にヒトは初めて世界を垣間見る。世界とヒトの間で揺れ動き立ちのぼる陽炎のような、その可能性こそが世界と呼ぶものであり己と呼ぶもの。豊穣で不思議な現実というもの。

 

〈白井剛/振付家・ダンサー/ダンスワークショップ講師〉

 

 

 

<PROFILE>

 

 

 

杉山至(すぎやま・いたる)

国際基督教大学卒。在学中より劇団青年団(平田オリザ主宰)に参加。2001年度文化庁芸術家在外研修員と してイタリアにて研修。近年は演劇で は青年団、地点、サンプル、風琴工房、城山羊の会、東京タンバリン、てがみ座、ダンスではダンスシアターLUDENS、平山素子、MOKK、 白井 剛、森川弘和、またミュージカル・テニスの王子様、オペラでは日生オペラ『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』、ドイツ・ハンブルク劇場主催『海、静かな海』の舞台美術を手掛る。舞台美術ワークショップも多数開催している。また、近年は劇場等 のリノベーションも手がけている。劇団地点『るつぼ』にてカイロ国際演劇祭ベストセノグラフィーアワード2006受賞。第21回読売演劇大賞・最優秀スタッフ賞受賞(2014年)。 桜美林大学、四国学院大学、京都造形芸大 非常勤講師、舞台美術研究工房・六尺堂ディレクター、NPO法人S.A.I.理事、二級建築士。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 白井剛(しらい・つよし)

大学時代、工学部にてデザインを学びながら並行してダンス・パフォーマンス・映像等の活動を始める。1998年「study of live works発条ト(ばねと)」を設立。2000年、演出/振付/映像/出演した作品がコンテンポラリーダンスの振付家の国際的登竜門として知られるフランスのバニョレ国際振付賞を受賞。以後国内外にて作品を製作・発表。2006年より活動単位「AbsT」を設定し作品ごとに形態を変えながら活動を行う。

物質・音・光・言葉など様々な対象と交感する視点と独自の身体性、精緻な時間/空間構成が評価され、音楽家やメディアアーティストなど異分野とのコラボレーション製作や、ダンサーとしての客演も企画される。

[受賞歴]

バニョレ国際振付賞(’00)、舞踊批評家協会賞('05)、トヨタコレオグラフィーアワード次代を担う振付家賞(’06)、日本ダンスフォーラム賞(’06/’11)、文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品選出(’11)、シンガポール“Straits Times” 紙が選ぶ「2015 Best Arts」ダンス部門選出(’15)。

 

 

 

 

岡野昌代(おかの・まさよ)

(有)ピコレ所属。飴屋法水による「東京グランギニョル」劇団員として参加。その後、演劇、ダンス、パフォーマンス、音楽ライブ等ジャンルを問わず明りを作り続けている。

 

 

SKANK/スカンク(音楽家)

05年より振付家、映像作家、音楽家によるパフォーミングアーツカンパニー"Nibroll"に参加。個人的な活動も精力的に行っており、自身のユニット"MEXI"では形態を定めず都内を中心に活動、多くのミュージシャンや美術、写真など他ジャンルのアーティストとも積極的にセッションしている。また多くの身体表現の舞台にも楽曲の提供、演奏を国内外でしており09年より劇団"指輪ホテル"の 作品に楽曲の制作だけでなく出演もしている。他にも循環プロジェクト(エイブルアート参加事業)では音楽のナビゲーターを務め、美術家、アニメーターとの共同プロジェクト「words factry」の共同制作に参加。映画音楽の担当("杉田協士"監督作『ひかりの歌』2017 東京国際映画祭、2018 全州国際映画祭招待作品など)。2015年より「音楽家によるインスタレーション」シリーズとして個展をスタート(2015『skin, sensor, filter』2016『ふ・ざい a bs en t』2017『...missing...』)。2018年にはチェンマイのMAI SPACEギャラリーとMAIIAM現代美術館が連動する個展とパフォーマンスをダンサーと共同制作、上演(2018『...A...ALL...』)するなど活動の幅を広げている。

 

 

企画:吉田拓、黒瀧保士、黒木小菜美

主催:VACANT

協力:Dance New Air 2018

 

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