HARAJUKU CINEMA CLUB vol.1

 

 

HARAJUKU CINEMA CLUB vol.1

テーマ:「映画における〈出来事〉」

廣瀬純×鍵和田啓介


2019.06.23 sun

OPEN 19:00 / START 19:30

at VACANT/2F

〈Ticket〉一般:予約¥2,000 当日¥2,200

学生:予約¥1,800 当日¥2,000

(※各1drink別途)

VACANTでは、新時代のシネフィル(映画愛好家)を語り部に迎え、魅力尽きぬ映画世界への扉をノックする連続イベント「HARAJUKU CINEMA CLUB」をスタートします。

 

記念すべき第1回目のゲストは、倫理や政治といった観点から映画技法の批評活動を行っており、2017年に『シネマの大義 廣瀬純映画論集』(フィルムアート社)を上梓された、廣瀬純さん。そして、若者を中心に話題となった『みんなの映画100選』(オークラ出版)の著者であり、雑誌「POPEYE」などでライターとして活躍する、鍵和田啓介さんです。お二方には「映画における〈出来事〉」をテーマに、バック・トゥ・バックの形式で交互に映画を紹介・解説していただきます。


映画の見方の多様性や深度、シネフィルたちの熱い映画愛と出会える、そんなひとときをご用意してお待ちしています。
原宿に現れた映画の穴蔵、HARAJUKU CINEMA CLUBへようこそ。

 

 

カメラの前では、すべての現象は等価である。カメラは、いっさいの価値判断なく、すべての現象を同等に捉える。カメラのそのような「視覚的無意識」(R・クラウス)に立脚した映画は、それでもなお、他のすべての現象から突出した 「出来事」をそれとしてスクリーン上に生起させることができるのか。エリック・ロメールが、とりわけ80年代の諸作で繰り返し問うたのはこの問題だった。言葉が出来事を作り出す。しかし、言葉が輪郭を定めた出来事のその到来を待つためには、しかし、微細な記号に対する感受性も高めておかなければならない。『クレールの膝』、『緑の光線』、「青の時間」(『レネットとミラベルの四つの冒険』)の各作タイトルに掲げられているのはすべて出来事の名である。(文・廣瀬純)

 

混じり合うはずのなかった時間たちが、不意に衝突して混じり合って火花を散らす。映画における出来事とは、そんな瞬間に生起するんじゃないか。映画がより飛ぶためは、出来事を召喚させるためには、混じりっけが必要なのだ。コカインと違って。それはともかく、ときに活劇と呼ばれることもあるそんな瞬間をこそ捉えようとするのは、アクション映画ばかりじゃもちろんない。コメディ映画もまた、出来事=活劇の生起を目指し、あの手この手を開発してきたし今もしている。そこで今回はジェリー・ルイスの『底抜け00の男』をはじめ、いくつかのコメディ映画のなかに生起する出来事=活劇について考えてみたい。(文・鍵和田啓介)

 

 

 

<ご予約>

  Peatix  (事前決済)/  予約ページ (当日決済)

 

<チケットの購入について>

ご購入頂いたチケットのキャンセルは承っておりませんので、予めご了承ください。

メールでご予約された場合は、当日会場にてお支払をお願い致します。

 

 

<PROFILE>

 

廣瀬純(ひろせ・じゅん)

1971年、東京生まれ。映画批評、哲学。龍谷大学経営学部教授。主な著書に『シネマの大義 廣瀬純映画論集』(フィルムアート社)、Le Ciné-capital. D'Hitchcock à Ozu. Une lecture marxiste de Cinéma de Gilles Deleuze (Hermann, Paris)、『三つの革命 ドゥルーズ=ガタリの政治哲学』(佐藤嘉幸との共著、講談社メチエ選書)など。

 

 

 

 

 

 

 

鍵和田啓介 (かぎわだ・けいすけ)

1988年、東京都生まれ。大学在学中、映画批評家の樋口泰人氏にリクルートされてライター活動を開始。『POPEYE』『BRUTUS』『GRIND』『STUDIO VOICE』他で、主にポップカルチャーについて執筆。イラストレーター長場雄との共著『みんなの映画 100選』がある。現在、インデペンデントファッション雑誌『Pending MAGAZINE』を製作中。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

主催: VACANT

 

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