Exhibition:

ポルノ・ムービー・エステティカ

ポルノ・ムービーの映像美学

2016.09.18 sun - 23 fri

at VACANT 2F

 展覧会概要 

 映画は1895年にフランスのリュミエール兄弟によって発明されたといわれる。では、いまで言うところのポルノ映画、あるいはエロティック映画はいつから存在したのか? それはほぼ映画の発明と同時期に始まり、1907年には最初のハードコア・ポルノが製作されていた。

 本展は、『ポルノ・ムービーの映像美学』(長澤 均 著)の刊行に連動し、さまざまな写真、映像資料とともに過去100年間のエロティック・フィルムの歴史を辿り、さらにこれまで語られることの少なかった欧米のポルノ映画史をトークショーなどの併催とともに立体的に展示・紹介します。セクシュアルでありながら面白く、キッチュで、さらには映像美学に満ちた名作・奇作の数々。ポルノは男性のためだけのものではなく、女性のためのものでもある。そんな視点をもった本展を是非、ご観覧ください。

※本展には、一部性的あるいは暴力的な表現が含まれております。入場に際し予めご了承いただきますようお願い致します。

「本展のためにポルノ・ムービー100年の歴史を20分程度にまとめた映像を特別上映します。書籍のほうを先にお読みになって、映画そのものを観たいと思った方には、ダイジェストながら非常に参考になるかと思います。」(長澤)

展覧会監修:長澤 均(ナガサワ ヒトシ)

グラフィック・デザイナー/ファッション史家。美術展や本の装丁、CDジャケットなどのデザインのかたわらファッション史・カルチャー史に関する論考を執筆している。著作に『流行服 洒落者たちの栄光と没落の700年』(ワールドフォトプレス)、『昭和30年代 モダン観光旅行 ~絵はがきにみる風景・交通・スピードの文化』(講談社)、 『BIBA スウィンギン・ロンドン1965-1974』(ブルース・インターアクションズ)、 『パスト・フューチュラマ ~20世紀モダーン・エイジの欲望とかたち』(フィルムアート社)、『倒錯の都市ベルリン ~ワイマール文化からナチズムの霊的熱狂へ』(大陸書房)など。

 関連書籍概要 

ポルノムービーの映像美学

エディソンからアンドリュー・ブレイクまで 視線と扇情の文化史

長澤 均 著

ポルノ・ムービーの誕生から、倫理コードとの知られざる攻防、いつどこでどのように公的に認められ、映画史のなかで発展していったのか?「視線」と「扇情」をキーワードにポルノ・ムービーの100年にわたる光芒史を体系化する野心作!

 

本書は、映画草創期から存在したポルノ・ムービーを時代のエポックとともに追うことで、いままで正当に語られることのなかったこの知られざる映画文化をさまざまな視点から歴史的に体系化しようという試み。サイレント期から始まる映画の内容、あるいは撮影技法の変遷を辿り、女優や監督たちの知られざる個人の物語を紡ぎ、そしてまた、これまでファッション史や視覚文化に関わる本を書いてきた著者ならではの独自の視点によって、映画に登場する流行風俗や身体文化を「拡張したエロティシズム」の世界像として読み解く。

ポルノのなかに潜む映像美学、その実験性、先進性、あるいは流派などを500点以上の図版とともに分析することで、実際にその映画を観てなくとも、ポルノ100年の歴史と文化を多面的に理解できるように工夫がなされている。アメリカを中心に100 年にわたる年代記として辿り、巻末には120人に及ぶ女優・男優名鑑を添えることでポルノ・ムービーに関わる事象・人物を網羅。38万字という膨大な文字量でポルノ・ムービー100 年の歴史を辿るまさに百科全書となりえる画期的な文化史。

(A5判 / 432ページ / 並製 / 定価:3,000円 + 税 / 2016年06月29日発売)

 関連イベント情報 

17日(土)  オープニング・レセプション

18:00 - 20:00  入場無料 ※どなたでもご入場頂けます。

18日(日)  河村康輔 | Kosuke KAWAMURA 「ポルノ・コラージュ・ワークショップ」

18:00開場18:30スタート  入場料 ¥2,500+1drink (展示観覧料込)

アーティスト河村康輔をゲストに迎え、長澤 均の膨大な印刷物のコレクションからセレクトされたポルノイメージを使用して行われるコラージュワークショップ。参加者全員には当日河村が制作したコラージュのレプリカをプレゼント。希望者には参加者自ら制作したコラージュからiPhoneケースを作成可能(追加料金有り)。

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19日(月・祝) 特別対談:長澤 均 x 都築響一 「エロ・カルチャーの達人ふたりによる世界のポルノ事情異聞奇聞。」

18:00開場18:30スタート  入場料 ¥1,500+1drink (展示観覧料込)

昭和のエロ・カルチャーに造詣が深く、編集・写真などさまざまな表現方法でメディアに発信してきた都築響一氏が、長澤氏の新著『ポルノ・ムービーの映像美学』を読み、自身のメール・マガジンに掲載するためにインタヴューし、ポルノ・ムービー遍歴で盛り上がったことから対談​が実現。アンドリュー・ブレイク監督が登場したときをリアルタイムで体験したふたりが、ともに和洋のポルノ/エロティック・ムービーを行き来し、海外でのポルノ体験等も含めて、知られざるポルノ・ムービーの世界を経巡る。

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22日(木・祝) 特別対談:長澤 均 x 中原昌也 「人生は映画に追いつけない!それでも僕らは必死にエロティック映画を追いかけている。」

18:00開場18:30スタート  入場料 ¥1,500+1drink (展示観覧料込)

ハリウッド古典からカルト/ジャンク映画まであらゆる映画を見続けてきた作家・ミュージシャンの中原昌也氏は、長澤氏と飲めばふたりで延々と 映画の話ばかりという旧知の仲。『シンデレラ2000』など誰にも顧みられなかったB級ソフトコア映画となると熱く語れるふたりが、ポルノ・ムービー100年の歴史を辿りな がら、ヨーロッパの作品やB級エロティック映画作品の話題を織り込み、本に書かれた部分を超えて縦横無尽にエロティック映画史を語り尽くす。

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もっと見る

左上:『Camille 2000』(1969)、右上:『Dr.Caligari』(1989)、左中:『LATEX』(1995)、右中:『Le parfum de Mathilde』(1994)、右下:『Sensual Exposure』(1993)、右下:『The Stiff Game』(1930s) 

 

 展覧会情報 

展覧会名: ポルノ・ムービー・エステティカ /ポルノムービーの映像美学

会期: 2016年9月18日 (日)― 23日 (金)

開館時間 : 12:00 - 20:00 (開催期間中無休)/18,19,22日はイベント開催の為、展示は17時まで

会場 : VACANT/2F(東京都渋谷区神宮前 3-20-13)

入場料 : ¥1,000 (ノベルティステッカー付)

主催 : VACANT

監修:長澤 均

制作:VACANT, papier colle

協力:早川 均, DESIGN UNDERGROUND, 沼野亮佑

※本展には、一部性的あるいは暴力的な表現が含まれております。入場に際し予めご了承いただきますようお願い致します。

広報問合先

株式会社VACANT

E-mail: contact@vacant.vc

Tel: 03-6459-2962

 

 

広報画像

画像データは以下リンクよりダウンロードをお願い致します。

http://bit.ly/2bFXlcs (dropbox)