〈TALK&LIVE〉
出演:擬態屋(佐内正史、曽我部恵一)
聞き手:永井祐介(Vacant)
2022年12月11日(日)
16:30開場/17:00開演/19:00終了予定
Vacant/Centre 1F
定員40名
¥3,000(歌詞シート付き)
写真家・佐内正史の写真集レーベル「対照」。佐内との対話を通じて、その独自の写真哲学と活動に迫る「解対照(カイタイショー)」の第三部となる今回は、2021年にアルバムをリリースした、ミュージシャン・曽我部恵一とのユニット「擬態屋」を”解体"していきます。
佐内のポエトリーリーディングが曽我部の音と混ざりあい、広がる不思議な音の場。それは佐内の写真にうつる風景たちの、また異なる形相である。30年近いふたりの交流が、どのようにしてこの音場へと結実したのか。
今回は擬態屋のアルバム「DORAYAKI」に収められた歌詞を掲載したシートをもとに、ライブパフォーマンスを交えながら、謎多き擬態屋の企みについて対話を重ねていきます。
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遠い夏の記憶、千葉のアジフライ、ベトナムの夜、太古の恐竜たちへ。沢山の景色を旅する擬態屋。近づいては疑い、時間と空間の間を漂いながら果てしなく応じていく。その視座を通して見えてくる、ふっくらと柔らかい感覚。それは私たちの毎日にとって、ささやかだけれど役に立つものかもしれない。
(―「擬態屋」アーティストページより)
佐内正史(さない・まさふみ)
写真家。静岡生まれ。1997年、写真集『生きている』でデビュー。2003年、写真集『MAP』で木村伊兵衛写真賞を受賞。2008年に独自レーベル「対照」を立ち上げて写真集を発表しつづけている。曽我部恵一とのユニット「擬態屋」で、佐内の詩と曽我部の音合わせをしたサウンド作品『DORAYAKI』(2021年)をリリース。最新写真集『写真の体毛』を2022年6月6日に出版した。
www.sanaimasafumi.jp|www.instagram.com/sanaimasafumi
曽我部恵一(そかべ・けいいち)
1971年、香川県出身。1995年にサニーデイ・サービスのヴォーカリスト/ギタリストとして活動を始める。2001年のクリスマス、NY同時多発テロに触発され制作されたシングル「ギター」でソロデビュー。2004年、自主レーベルROSE RECORDSを設立し、インディペンデント/DIYを基軸とした活動を開始する。以後、サニーデイ・サービス/ソロと並行し、プロデュース・楽曲提供・映画音楽・CM音楽・執筆・俳優など、形態にとらわれない表現を続ける。